○
議長(
山田善一君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。
議案第14号「
平成31年度
大月市
一般会計予算」に対しては、
小林信保君外1人からお手元に配りました修正の動議が提出されております。 これを本案とあわせて議題とし、
提出者の説明を求めます。
小林信保君外1人から提出された
修正案について
提案理由の説明を求めます。 4番、
小林信保君。 (4番
小林信保君登壇)
◆4番(
小林信保君)
平成31年度
大月市
一般会計予算の
修正案の
提案理由の説明をさせていただきます。
議案第14号「
平成31年度
大月市
一般会計予算」は、
平成31年度
予算審査特別委員会の
審査において議論されました、
移住定住策の減額については、
委員長報告にあるとおり、
人口減少が著しい本市の施策の中で、
定住促進住宅取得助成金制度は
転入促進という効果だけでなく転出の抑制に効果があり、削減してはならない重要な施策であります。現在、
大月駅北側に506室という大規模な
ビジネスホテルの進出が予定されています。
ホテル内での夕食の提供も計画されていないことから、
ホテル周辺において飲食の需要の増大が見込まれます。この機会を
チャンスと捉え、市内の空き家や
空き店舗を活用した
活性化策を講じ、
ホテル開業までに
飲食業の起業を目指す方々に対し、より積極的に
移住定住対策を講じるべきです。 財政が厳しい本市において財源の確保は厳しく、
基金残高の減少は大きな課題ではありますが、
ふるさと大月応援寄附金は29年度までの過去5年間は500万円から700万円で推移していましたが、30年度は職員の方々の努力と工夫により
返礼品を充実した結果、
予算現額の4,000万円を2,000万円以上上回る6,000万円強にまでふえています。
東京オリンピックを来年に控え、
ビジネスホテルの進出という大きな
チャンスを最大限に活用するためにも、
ふるさと大月応援寄附金を財源とし、
移住定住促進の施策の充実を図るべきです。 以上の理由から、
平成31年度
大月市
一般会計予算中、2款1項2目の
地域活性化事業中、
定住促進住宅取得助成金制度にかかわる
予算1,740万5,000円を1,600万円増額し、昨年同程度の3,340万5,000円とする
一般会計予算修正動議を提出いたします。 なお、他市と比較して高い
人件費にメスを入れるべきではないか、現在1割削減している
管理職手当のさらなる削減はできないのかとの意見もありましたが、
人件費の削減については議員だけではなく職員の合意も必要であることから
修正案には入れるべきではないとの結論に至りましたが、信頼と協働の
まちづくりを推進するには、信頼に足る行政の姿を市民に示し、市民の理解を得ることが必要不可欠であることを認識し、
行政経営を行っていっていただきたいということをつけ加えさせていただき、
提案理由の説明といたします。ご清聴ありがとうございました。 (「つけ加えたと言っていたべ。つけ加えて終わるだからよ」と呼ぶ 者あり)
○
議長(
山田善一君) これより
小林信保君外1人から提出された
修正案…… (「何の役にも立たないね。自分のパフォーマンスでしか言わない」 と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) やめてください。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 1番、
鈴木基方君。 (1番
鈴木基方君登壇)
◆1番(
鈴木基方君)
鈴木基方です。
会派山と川の
街大月並びに
会派自由民主党を代表して、
議案第14号「
平成31年度
一般会計予算」について及び
修正案について、反対の立場から討論させていただきます。
議案第14号「
平成31年度
大月市
一般会計予算」は、
予算審査特別委員会の
審査において、反対多数で否決すべきものと決しました。 本市の
財政状況として、
借入金残高が減っているとしても
実質公債費比率はふえ、残り2億4,000万となっている
財政調整基金を初めとする
基金残高は減り続けている中、今回の当初
予算案は、明確な戦略に基づいて、ふやすところはふやし、削るところは削るという視点が見えず、さまざまの
基金を取り崩し、
繰越金頼みの補正ありきになっているという、
予算編成の
方針自体が問題であります。家庭に例えるなら、
借金残高は減ってはいるが、さまざまの貯金を崩しつつ
借金返済額はふえていっているということで、
財産自体を減らしてしまっているという状況の中、増収に向けた明確な対策がないという状況となっています。 ここへ来てようやく
中央病院も
独法化に向けての
取り組みが動き出していますが、
病院へ
予算を回すにしても、現状、
基金の取り崩しをし過ぎて、
予算が組めなくなってきているという状況が当初
予算案から見てとれます。
財政再建を公約した
市長が取り組むべき施策の一丁目一番地は、
病院事業の
経営健全化であったわけですが、過去12年間は42億5,800万円、
年平均では約3億5,000万円の
赤字補填を続けるしかありませんでした。
経営権を
理事長に移す前に、
設置者である
市長は責任をとるべきであり、また
病院に金を回すにしても、本市の
財政状況を考えるなら、税収や
地方交付税のことも考え、
人口の維持に努めなければならないはずであります。財政難だからといって、減り続けている
基金を使えばいいという問題ではありません。削れそうなところを削ればいいという問題でもありません。後の効果を見据え、
予算は戦略的にふやすところはふやすことをしなければ、
人口減少に歯どめをかけるどころか、拍車をかけることにしかなりません。
人口減少著しい本市において、
人口の確保が最大の課題なのは明らかです。
大月市
定住促進事業助成金制度は、現状、
利用者が
頭打ちになっているからといって、また年間1,500万円程度削減できるからといって、この事業を縮小すべきではありません。
利用者が
頭打ちになっているなら、もっと周知し、交付する金額をふやすことも考え、
利用者をふやすことを考えるべきです。
代表質問でも指摘しましたが、
人口を維持できないと市は成り立ちません。本市の
人口減少は、都留、上野原、県、国と比較しても、その
ペースは圧倒的に速いものです。
年少人口の減少も同様、
生産年齢人口の減少も同様であります。
人口減少が全国的な問題とはいえ、
大月市においての減少は、
石井市長の12年間でそれ以上の
ペースで進んでいるわけです。全国的な問題だからといって、いいとは言えないでしょう。特に
年少人口の減少には著しいものがあり、それは子供を産む若い世代が出ていってしまっているということで、現状では
人口の維持も難しくなってきていると言わざるを得ません。しかし、
考え方としては、子供の
人口を確保できれば、親である若い世代の
人口もあわせて確保できるということであり、
人口を維持できる
可能性が生まれるということです。
大月市
定住促進事業助成金制度の減額は全く戦略がなく、近視眼的なもので、残念ながらそういったことの繰り返しがこの現状を招いていると言うほかありません。少なくとも、この制度を利用し、市内に住宅を建てた若い世代は、この制度がなかったとすれば市外に流出していたと言えます。この制度によって
人口流出は抑えられているのです。財政が厳しい折であるからこそ、戦略が必要なのです。この事業の
最高限度額を3分の1に減額することよりも、ほかに削るところがあるはずです。 3月14日の
山日新聞にも「
大月市
予算案否決か」という見出しで、市議の一部は
移住定住対策の
新規住宅購入費助成金が引き下げられたことを取り上げ、「手をつけるべきところではない」などと反発。
石井市長の
退職金1,555万円が計上されていることにも、「
政策予算を削るのなら、行政も身を切るべきだ」と批判する意見が相次いだ。
石井市長は取材に、
市長退職金の削減を求める声に対しては、「
考え方は人それぞれ」と述べるにとどめたとありました。議会は
議員定数を
県内最少の14人まで減らし、
政務活動費も廃止して、身を切っています。「
考え方は人それぞれ」などと言わず、
市長は責任をとり、みずから身を切る覚悟を示すべきであります。
修正案で財源として出された
ふるさと大月応援基金も、
基金です。ここまで財政は悪化している中、減り続けている
基金を使うのはいかがなものかと。
市長は自身の
退職金を受け取るのではなく、その分を
移住定住に回すべきです。 また、2億4,000万円まで減った
財政調整基金を初めとする、減り続けている
基金を使用し、
市長が身を切るべきであることを否定する
修正案を支持することで、否決すべきという、
議長の付託を受けた
委員会の決定を
委員長が軽視することはないと信じますが、もし軽視するなら、
委員会は必要ないということになってしまいます。 (「そのとおり」と呼ぶ者あり)
◆1番(
鈴木基方君)
予算審査特別委員会において当初
予算案が否決すべきと決したのは、
大月市
定住促進事業助成金制度の減額のみが理由ではありません。ここのみを直せばいいという問題でもありません。 当初
予算案における
予算編成を当初各課一律10%
カットという方針から始めたことで、
病院のための削減が編成上の目的になってしまっています。ここが大きな問題です。最終的にそういう形にはなっていないとしても、初めからそういう縛りをかけてしまっては、各課としても戦略的な配分をしたまともな
予算要求はできなくなってしまうと言わざるを得ません。 そのあたりが
介護保険特別会計に顕著にあらわれています。29年度決算と30年度の
予算が約26億7,000万円。31年度当初
予算案が約24億6,000万円。
高齢者を初めとする
介護保険の需要は減っていません。このお金は確実に必要なもので、2億円の削減は到底考えられません。後に国、県から来る分と
繰越金とを合わせて補正を組めばよいという発想でしかなく、削減することのみが目的になってしまっています。
予算審査において私がここを反対したのは、今回の
予算編成の方針がここに顕著にあらわれているということの指摘であり、
賛否同数の
委員長裁定まで行ったことで
問題意識の共有はできたと信じ、本会議においては、財源がないことは明白であり、また
委員会の決定でありますので、私は反対はいたしません。また、
病院に
予算を回すことにも反対はしません。しかし、
病院に
予算を回すことだけが目的になってはなりません。
病院に
予算を回す上で、戦略的に増収に向けた
取り組みも示した
予算編成でないと、来年度以降、
予算が組めなくなってしまいます。 3月16日の読売新聞の報道などは、
大月駅北口に進出する
事業者である
東横インは
ホテル内に
飲食施設を設けないとのことなので、
宿泊客が市内の
飲食店などを利用することによる
地域活性化が期待されます。しかし、
平成21年度から26年度までの間に
市内事業者の約1割が減少し、
大月商店街協同組合による
平成29年10月に行ったアンケートでは、
後継者がいる店舗は約4割とのことです。
ホテルの
部屋数は506室、約1,000人を収容し、7割稼動を目指しているとのことなので、700人からの
宿泊客が毎晩まちに繰り出していくということになります。周辺の整備を急がなければなりません。何といっても、明らかに
飲食店が足りなくなります。
総務産業常任委員会が研修してきた高崎市において、
リフォーム助成金制度が市街地の
活性化などに一定の効果をあらわしているとのことです。本市においても行政が
飲食店などに助成をし、支援をしていかなければ、せっかく
大月に来ていただいた方々に、
大月には何もないとがっかりされてしまいます。それがSNSなどで拡散されてしまうことも懸念されるでしょう。
病院に
予算を回すにしても、ここまで財政が悪化している現状、
市長はみずから身を切る覚悟を示し、自身の
退職金を受け取るのではなく、また当然
市長のみならず、当時の
管理職にも
管理責任の一端があり、また組合の同意も必要ないわけですから、再任用の
管理職の手当と
ボーナスをほかへ回し、身を切る姿勢を示すべきであります。3月14日の
山日新聞に、
予算案が否決される
可能性があることについて、
石井市長は取材に「
市民生活に大きな影響を及ぼすと懸念」とありましたが、それは
病院の
独法化に向け、
予算を
年度内に執行できなければという話でしかありません。しかし、まだ時間はあります。
予算案はただ単に通せばいいというものではありません。 よって、ほぼ同額である
市長の
退職金を
大月市
定住促進事業助成金制度の維持に回し、再任用の
管理職の手当と
ボーナスの
カットを含めてもう一度全体を精査し直し、
東横インの進出に備えた対策をとるべき分の
予算を
産業観光課に盛り込むことを行った上で、
病院の
独法化のためにも
年度内に
予算を執行できるよう議会で審議するために、当初
予算案を速やかに再提出していただきたい。 また、
修正案の
提案理由に関し、基本的に私と同じことを言っていて、当初
予算に対する
反対討論にしか聞こえないと私は思うのですが、
議員各位はどう捉えられるでしょうか。ただ、言えることは、
大月市
定住促進事業助成金制度の維持に関し、私が財源として示しているのは
市長の
退職金ですが、
修正案における財源である、
ふるさと大月応援基金はそれ単独ではふえましたが、
提案者が
代表質問で指摘した、全体としては物すごい
ペースで減り続けている
基金の一部です。これを財源とするのでは筋が通りません。また、これだけで駅前の
活性化に補助できるだけの
予算まで確保できるということもあり得ませんので、
繰越金を当てにした補正を前提としているということです。
石井市長の12年でここまで財政は悪化しているのですから、
繰越金を当てにするのではなく、
市長及び
管理職としての責任の一端を担い続けてきた再任用の
管理職は身を切るべきです。 また、
修正案の
提案理由の後につけ加えられた部分、
人件費の
削減云々についてです。これは
予算全体を組み直さなければできないことです。
修正案の
提案理由につけ加えることをしては筋が通りません。これを言うことで
予算の組み直しを求めることになるのですから、
予算案自体を反対するのが筋です。市民の皆様はチラシを読まれていることと思います。
提案者は
大月市の
人件費が他と比較して高いということを指摘しているのだから、なおさらのことです。
議員各位におかれましては、賢明なご判断をお願いいたします。 以上、
会派山と川の
街大月並びに
会派自由民主党を代表しての私の
反対討論といたします。ご清聴ありがとうございました。
○
議長(
山田善一君) 次に、3番、
藤本実君の発言を許可いたします。 (3番 藤本 実君登壇)
◆3番(
藤本実君)
藤本実です。
平成31年度
予算案の
賛成討論を行います。 (「共産党と言わないの」と呼ぶ者あり)
◆3番(
藤本実君)
議案第14号、
一般会計予算及び
修正案並びに
議案第15号から21号までの7つの特別会計
予算について一括して賛成理由を述べるとともに、石井市政の評価について…… (「だからそこは賛成理由はおかしいじゃない」と呼ぶ者あり)
◆3番(
藤本実君) 一方的な発言がさまざま行われていることから…… (「当初
予算案だけにしてください」と呼ぶ者あり)
◆3番(
藤本実君) 前後関係に触れて、私の評価を述べさせていただきます。 まず、新年度
予算案の特徴を述べます。
市長は所信の中で新年度を財政健全化の推進と特徴づけ、1つは、市立
中央病院の
経営健全化を図るため、これまでの経営形態を見直し、地方独立行政法人に移行する決断をしたこと、そのため、移行に伴う財源を確保するため
病院経費に
予算を重点配分しています。 2つ目は、財政健全化判断比率の1つである
実質公債費比率が、
平成29年度決算で、起債許可団体となる18%以上となったため、公債費負担適正化計画のもと、歳出の一般財源を1割削減する
予算編成方針を打ち出しました。
予算審査の中で
各課別に詳しく質疑しましたが、
予算編成方針が徹底されていることがよくわかりました。新年度当初
予算は市単独事業の見直し、予備的な
予算の削減、
基金繰入金の増額などにより、地方独立行政法人となる市立
中央病院への負担額7億円余りを確保しながらも、
平成30年度を初年度とした第7次総合計画を推進するとともに、社会保障費や上下水道の整備、子育てと教育の環境整備、にぎわいのある
まちづくり等に意を配り、さらに学校ICT整備事業などの新規事業も取り入れた
予算です。
修正案により、引き続き満額で、定住促進のための新築住宅取得や、新婚世帯、転入子育て世帯への家賃等に対して助成するなど、厳しい
財政状況の中、財政の健全化と市民サービスを維持し、展開する
予算であると思います。 市立
中央病院では、佐藤院長のもと、経営改革に向けた懸命の努力が行われています。東京女子医科大学との関連
病院協定が更新されず、外科の医師派遣が全く受けられなくなったことから、医業収益でも大幅な減収が心配されましたが、整形外科や内科がカバーして、入院患者数、医業収益で前年度を上回る見込みをつくり出しています。医業費用でも、職員が10名以上減ったことや材料費の工夫などで1億円以上の削減が図られ、
独法化前から経営改革に手応えが出ています。さらに、長く派遣が難しいと見られてきた山梨大学医学部附属
病院から内科の常勤医師1名が新年度から正式派遣されることになりました。誠意を込めた対応により、山梨大学との信頼関係を一層深めることが期待されます。市議会として大きな期待をして、速やかに
予算を成立させようではありませんか。 次に、石井市政の評価について述べます。1つ目は、何もしない
市長というレッテルについてです。起債許可団体となった原因について、
石井市長は、土地開発公社の解散、清算に伴う借入金の増加とその元金返済額の増加が
実質公債費比率を押し上げたと述べています。これは石井市政が土地開発公社の借金に正面から取り組んだために起きたのですが、解散に係る責任問題の検証を行うとともに、低利借りかえで将来の金利負担を軽減させたのです。
石井市長が就任した
平成19年度末の土地開発公社の借金は39億9,700万円、先送りされた負の課題に切り込んだのです。 2つ目は、
病院改革をおくらせて、市に数十億円の損害を与えたというレッテルについてです。
大月市の
病院運営で痛苦の教訓としているのは、
平成15年度の東京医科大学の医師一斉引き揚げです。その後、山梨大学医学部とももめて、
平成17年度に東京女子医科大学と関連
病院協定を結びました。都留市立
病院と違い、他大学の医師が定着しにくかったり集まりにくかったりしたので、東京女子医大からの常勤医師派遣が思うに任せなくても忍の一字でした。昨年3月、信頼関係を維持したまま、東京女子医大との関連
病院協定が切れました。そして、東京女子医大派遣の佐藤院長を初め常勤医師の皆さんが先頭に立って、
大月市立
中央病院を存続させるために頑張ろうと、今懸命な努力をしてくれているのです。しびれを切らして東京女子医大ともめて、
病院を存続できたでしょうか。お荷物の
病院を潰して、浮いたお金で市庁舎を新しくして、市民は喜ぶのでしょうか。
大月市の高齢化率は38%と高く、虚弱
高齢者の入院患者が多く見られます。住みなれた地域で最後まで生活する地域包括ケアシステムにおいて、市立
中央病院は欠かせません。地域に密着した医療連携の中心として守り育てることこそが重要です。 3つ目は、
管理職を目指す職員が少ないのは、
市長についていけないからだというレッテルについてです。この間、一部議員による
市長や部課長へのパワハラ、モラハラが疑われる発言が続いています。むしろその圧力を嫌って
管理職を目指さないのではないかと感じるわけです。
石井市長は新年度
予算編成に当たり、市政運営が大変厳しい時期だ、職員に頑張ってもらいたいので
人件費には手をつけないと述べたとされています。給与
カットの前にやることがある、全課で事業内容を洗い直し、無駄を正すこと、そのために全庁的に財政の厳しさを共有して、
予算執行に当たっても精査しながら堅実に進めることを職員研修で徹底してきました。これほどの職員を鼓舞激励するリーダーシップがあるでしょうか。 以上、少々長くなりましたが、
大月市の行財政運営の中で新年度は今年度にも増して大きな転換期を迎えることになります。市議会としても役割を果たしていこうではありませんか。つきましては、
平成31年度当初
予算議案並びに
修正案が成立することを期することを改めて申し上げ、
賛成討論とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 (「
管理職になると赤旗買わされるからよ、みんな嫌がるんだよ」と 呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) やめてください。 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 まず、
議案第14号「
平成31年度
大月市
一般会計予算」について採決を行います。 採決の順序についてあらかじめ申し上げます。 本案については、初めに
小林信保君外1人から提出された
修正案について採決を行います。 次に、修正議決された部分を除く原案について採決いたします。 なお、
修正案が否決された場合は、原案の採決となります。 この採決は全て起立により行います。 これより採決を行います。 なお、確認のため、起立の場合はしばらく起立のままお願いをいたします。 まず、
小林信保君外1人から提出された
修正案について賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○
議長(
山田善一君) ありがとうございます。賛成、反対が同数です。 したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、
議長が
修正案に対して裁決いたします。
小林信保君外1人から提出された
修正案については、私
議長は否決と裁決いたします。 (「ほら、みろ、今度は一般会計、それもあるぞ。おまえらどうす るんだ」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 次に、原案について採決をいたします。
議案第14号「
平成31年度
大月市
一般会計予算」について賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○
議長(
山田善一君) ありがとうございます。賛成、反対が同数です。 したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって、
議長が
議案第14号「
平成31年度
大月市
一般会計予算」に対して裁決いたします。
議案第14号「
平成31年度
大月市
一般会計予算」については、
委員会の報告どおり否決と裁決いたします。 次に、
議案第15号「
平成31年度
大月市
大月短期大学特別会計予算」から
議案第18号「
平成31年度
大月市
下水道特別会計予算」まで、及び
議案第20号「
平成31年度
大月市
介護サービス特別会計予算」から
議案第21号「
平成31年度
大月市
後期高齢者医療特別会計予算」までを一括採決いたします。 本案に対する
委員長報告は可決です。 本案は、
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は
委員長の報告のとおり可決されました。 次に、
議案第19号「
平成31年度
大月市
介護保険特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は可決です。 本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○
議長(
山田善一君) 全員起立です。 よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
△
議案第1号から
議案第7号まで及び
議案第9号から
議案第13号まで並びに
議案第30号から
議案第32号まで
委員長報告、質疑、討論、表決
○
議長(
山田善一君) 日程第2、
議案第1号「
地方独立行政法人大月市立中央病院への職員の引継ぎに関する
条例制定の件」から
議案第7号「
大月市
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例中改正の件」まで及び
議案第9号「
大月市
地方活力向上地域における
固定資産税の不
均一課税に関する条例中改正の件」から
議案第13号「
大月市立中央病院使用料等徴収条例等廃止の件」まで並びに
議案第30号「
大月市外2村
言語障害等通級指導教室設置協議会規約の変更の件」から
議案第32号「
地方独立行政法人大月市立中央病院の
中期目標の変更の件」までを
一括議題といたします。 本案に関しましては、既に常任
委員会において
審査を終了しておりますので、ただいまから
委員長の報告を求めます。 社会文教常任
委員長、
小林信保君。 (社会文教常任
委員長 小林信保君登壇)
◆社会文教常任
委員長(
小林信保君) 社会文教常任
委員会からご報告いたします。
平成31年第1回3月市議会
定例会において本
委員会に付託されました案件を
審査するため、3月18日に
委員会を開催いたしました。
審査状況につきましては、担当課長等の説明を受け、
慎重審査の結果、
議案第1号「
地方独立行政法人大月市立中央病院への職員の引継ぎに関する
条例制定の件」、
議案第2号「
大月市職員定数条例中改正の件」、
議案第3号「公益的法人等への
大月市職員の派遣等に関する条例中改正の件」、
議案第4号「
大月市職員の定年等に関する条例中改正の件」、
議案第5号「
大月市特別会計設置条例中改正の件」、
議案第6号「
大月市職員給与条例中改正の件」、
議案第7号「
大月市
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例中改正の件」、
議案第9号「
大月市
地方活力向上地域における
固定資産税の不
均一課税に関する条例中改正の件」、
議案第10号「
大月市立保育所条例中改正の件」、
議案第11号「
大月市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例中改正の件」、
議案第12号「
大月市
病院事業の設置等に関する条例廃止の件」、
議案第13号「
大月市立中央病院使用料等徴収条例等廃止の件」、
議案第30号「
大月市外2村
言語障害等通級指導教室設置協議会規約の変更の件」、
議案第31号「
地方独立行政法人大月市立中央病院定款の変更の件」及び
議案第32号「
地方独立行政法人大月市立中央病院の
中期目標の変更の件」については、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 また、市立
中央病院の地方独立行政法人化に係る
議案の
審査の中で、独立行政法人化後の市からの行政職員の派遣については、法人の自主性を保つ観点や経営改善の観点からも、早期に縮小する方向で取り組まれたいという意見が多く出されましたことを申し添えます。 以上、まことに簡単ではありますが、
議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げまして、社会文教常任
委員会の報告とさせていただきます。
○
議長(
山田善一君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。
議案第1号「
地方独立行政法人大月市立中央病院への職員の引継ぎに関する
条例制定の件」から
議案第7号「
大月市
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例中改正の件」まで及び
議案第9号「
大月市
地方活力向上地域における
固定資産税の不
均一課税に関する条例中改正の件」から
議案第13号「
大月市立中央病院使用料等徴収条例等廃止の件」まで並びに
議案第30号「
大月市外2村
言語障害等通級指導教室設置協議会規約の変更の件」から
議案第32号「
地方独立行政法人大月市立中央病院の
中期目標の変更の件」までを一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決です。 本案は、
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は
委員長報告のとおり可決をされました。
△
議案第33号の上程、説明、質疑、討論、表決
○
議長(
山田善一君) 日程第3、
議案第33号「
大月市議会議員政治倫理条例中改正の件」を議題といたします。 本案は、会議規則第14条第2項の規定による議会運営
委員会からの提出であります。 よって、議会運営
委員長、
西室衛君から
提案理由の説明を求めます。 西室
委員長。 (議会運営
委員長 西室 衛君登壇)
◆議会運営
委員長(
西室衛君) 議会運営
委員会から提案いたします
議案第33号「
大月市議会議員政治倫理条例中改正の件」についてご説明いたします。 この
提案理由でありますが、
大月市議会議員政治倫理条例中、政治倫理
審査会の
委員はこれまで議員のうちから
議長が指名すると規定されておりましたが、公平、公正な判断が求められることから、
委員の選任方法について改めることを趣旨とした条例改正について提案するものであります。 以上、まことに簡単ではありますが、
議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○
議長(
山田善一君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は
委員会に付託することを省略することに決しました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより
議案第33号「
大月市議会議員政治倫理条例中改正の件」を採決いたします。 この採決は起立により行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○
議長(
山田善一君) 全員起立です。 よって、
議案第33号「
大月市議会議員政治倫理条例中改正の件」は、原案のとおり可決をされました。
△
議案第34号の上程、説明、質疑、討論、表決
○
議長(
山田善一君) 日程第4、
議案第34号「
大月市
教育委員会教育長の任命について同意を求める件」を議題といたします。
石井市長から
提案理由の説明を求めます。
石井市長。 (
市長 石井由己雄君登壇)
◎
市長(
石井由己雄君)
議案第34号「
大月市
教育委員会教育長の任命について同意を求める件」につきまして
提案理由をご説明申し上げます。
教育長の小泉克行氏は
平成31年3月29日をもってその任期が満了となりますので、改めて
教育長として七保町葛野2680番地の1の小泉克行氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。何とぞご賛同いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
○
議長(
山田善一君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は
委員会に付託することを省略することに決しました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
山田善一君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより
議案第34号「
大月市
教育委員会教育長の任命について同意を求める件」を採決いたします。 この採決は起立により行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○
議長(
山田善一君) 全員起立です。 よって、
議案第34号「
大月市
教育委員会教育長の任命について同意を求める件」は原案のとおり同意されました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
△新
大月市
教育委員会教育長の挨拶
○
議長(
山田善一君) ここで、先ほど任命に同意されました
教育委員会教育長よりご挨拶があります。 小泉克行君、よろしくお願いします。 (小泉克行君登壇)
◎(小泉克行君) 小泉克行でございます。ただいま議員の皆様のご同意をいただきまして、まことにありがとうございます。 今後におきましても誠心誠意をもって教育行政の諸課題に取り組んでまいりますので、今後におきましても議員の皆様のご指導、またご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました。(拍手)
△閉会16時16分
○
議長(
山田善一君) これにて
平成31年第1回3月
大月市議会定例会を閉会いたします。 〇本日の会議に付した事件1
議長辞職の件1 議案第14号から議案第21号まで1
議案第14号に対する修正動議1
議案第1号から
議案第7号まで及び
議案第9号から
議案第13号まで並びに
議案第30号から
議案第 32号まで1
議案第33号1
議案第34号...